【毎月更新】2026年の値上げまとめ|食費、日用品、光熱費、etc

値上げ情報

2026年も値上げが止まりません。食品だけで年1万品目規模、これで5年連続です。しかも上がっているのは食品だけではありません。光熱費も、交通費も、サブスクも、同時に家計に効いてきます。

このページでは、2026年の値上げの全体像を俯瞰できるよう整理しています。各月の詳細な値上げ一覧は月次記事に、値上げの背景や家計の守り方は家計の基礎知識カテゴリにそれぞれまとめています。


2026年の値上げは、いまどれくらい?(6月末時点)

2026年の食品の値上げは、これまでに判明しているだけで約1万5,000品目。これは2025年の同じ時期と比べると少なめのペースでしたが、夏以降に大きな値上げの波が控えているため、年間の合計は2万品目前後と、結局2025年並みになる見通しです。

7月単月では約2,600品目が値上がりしました。4月以来、3か月ぶりに月2,000品目を超える規模です。分野で最も多いのは加工食品で、すでに2025年の年間実績を上回っています。

値上げの背景で目立つのが、中東情勢の悪化です。ホルムズ海峡の混乱でプラスチック原料(ナフサ)の供給が不安定になり、食品の包装フィルム、ティッシュ、ごみ袋まで影響が広がっています。7月時点で、中東情勢を理由とする値上げは全体の約25%。前月から比率が上がり続けています。


2026年に動いているカテゴリ

2026年に価格の動きが起きているカテゴリと代表例を、ひと目で見比べられるよう一覧にしました。詳細は各月の月次記事をご覧ください。

カテゴリ主な動き代表例時期
食品加工食品・調味料・パンが中心。9月に年内最大の波山崎製パン、東洋水産、伊藤ハム米久、キッコーマン(醤油・つゆ291品)7月/9月
飲料・酒本格焼酎の値上げ。10月に酒税改正霧島酒造、酒税改正(ビール減税/発泡酒・新ジャンル増税)7月/10月
外食主要チェーンは上半期に実施済み。ラーメンは「1000円の壁」突破主要チェーンの一斉改定(1〜5月)上半期
日用品(紙製品・トイレタリー)ナフサ高による原料コスト上昇が直撃ユニ・チャーム(5%前後)、エリエール全紙製品(15%以上)7月/8月
光熱費(電気・ガス)7〜9月は政府補助で下がる方向(標準家庭で3か月計約5,000円)電気低圧 7月・9月3.5円/kWh、8月4.5円/kWh7〜9月
公共料金・交通地方鉄道の運賃改定が複数樽見鉄道、和歌山電鐵 貴志川線(初乗り190→220円)7月1日
通信・サブスク・サービス個人向け・法人向けともに大型改定Nintendo Switch Online(306→400円ほか)、Microsoft 365法人(8〜17%)7月1日

今後の値上げ(2026年下半期の月別タイムライン)

上半期の小休止から一転、下半期は値上げラッシュが本格化する見通しです。月別の品目数と象徴的な改定を時系列で整理しました。

食品の値上げ見込み象徴的な改定主な要因
7月約2,600品目(確定)山崎製パン、即席麺3社、伊藤ハム米久輸入小麦価格、ナフサ高
8月約1,900品目エリエール全紙製品15%以上ナフサ高による日用品への波及
9月約3,000品目(年内最多)キッコーマン 醤油・つゆ類291品(2〜22%)物流費・人件費・製造設備費・原材料費
10月酒税改正(ビール減税/発泡酒・新ジャンル増税)税制改正による税負担一本化
11月以降値上げラッシュ継続中東情勢由来の包装・資材高が広範囲に波及原油・ナフサ・円安

下半期の主因は、これまでの「原材料高」「物流費」「人件費」に加え、中東情勢に起因するナフサ高・包装資材費の上昇。為替(1ドル160円超の円安)の長期化、異常気象による穀類の不作も上振れ要因として指摘されています。


各月の詳細

月別のより詳しい値上げ一覧は、以下の個別記事をご覧ください。


もっと詳しく:テーマ別の個別記事


主な出典: 帝国データバンク「食品主要195社 価格改定動向調査」(2026年6月30日発表)、各社公式発表、総務省 消費者物価指数(CPI)、経済産業省 資源エネルギー庁ほか。各数値は発表時点のものです。

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