2026年7月の値上げ一覧|パン・カップ麺・調味料など家計を直撃

値上げ情報

2026年7月は、食パン・カップ麺・ハム・調味料など、毎日の食卓に直結する食品の値上げが集中します。帝国データバンクの調査によると、7月の食品の値上げは約2,600品目。4月以来、3か月ぶりに月2,000品目を超える規模です。さらに食品以外でも、Nintendo Switch Onlineの月額料金や、地方鉄道の運賃が改定されます。

この記事では、7月に値上げされる主な商品を一覧表で確認できるようにまとめ、続いてカテゴリごとに詳しく整理しています。


2026年7月の値上げ一覧

まずは7月に値上がりする主な商品を、カテゴリ別の表で確認してください。

食品

カテゴリメーカー・商品値上げ幅実施日
食パン・菓子パン山崎製パン(食パン・菓子パン・和洋菓子 306品)平均5.6%7月1日
カップ麺東洋水産「マルちゃん」(即席カップ麺 約120品)4〜11%7月1日
カップ麺サンヨー食品「サッポロ一番」非公表7月1日
カップ麺エースコック「スーパーカップ」など 約30品8〜11%7月1日
ハム・ソーセージ伊藤ハム米久ホールディングス(家庭用・業務用 約220品)約5〜30%7月1日
調味料香辛料・ふりかけ類(各社)非公表7月

飲料・酒

カテゴリメーカー・商品値上げ幅実施日
本格焼酎霧島酒造「黒霧島」など芋・米製14銘柄49品全体7〜13%(黒霧島は約8%)7月1日

日用品

カテゴリメーカー・商品値上げ幅実施日
紙おむつ・生理用品ユニ・チャーム(主力商品)5%前後7月以降順次

公共料金・交通

カテゴリ事業者改定内容実施日
地方鉄道樽見鉄道初乗り190円→220円(約16.8%)7月1日
地方鉄道和歌山電鐵 貴志川線初乗り190円→220円(全線約16.1%)7月1日

通信・サブスク・サービス

カテゴリ事業者・サービス改定内容実施日
ゲームNintendo Switch Online個人1か月306→400円/12か月2,400→3,000円/ファミリー12か月4,500→5,800円7月1日
ソフトウェアMicrosoft 365(法人向け)Business Basic 899→1,049円ほか(約+8〜17%)7月1日(契約更新日から)

下がるもの:光熱費(電気・ガス)

7〜9月は政府の電気・ガス料金支援が再開され、標準的な家庭で3か月合計約5,000円の値引きになります。申請は不要で、自動的に料金から差し引かれます。

区分7月・9月の値引き8月の値引き
電気(低圧/一般家庭)3.5円/kWh4.5円/kWh
都市ガス14円/㎥18円/㎥

カテゴリ別:7月の値上げ詳細

パン(山崎製パン306品)

山崎製パンが7月1日出荷分から306品を平均5.6%値上げします。1年半ぶりの改定です。

  • 食パン類(62品目):ロイヤルブレッド、ダブルソフト、超芳醇など。平均6.6%
  • 菓子パン類(126品目):高級つぶあん、ミニスナックゴールド、チョコチップスナックなど。平均5%
  • 和洋菓子(118品目):串だんご、北海道チーズ蒸しケーキ、まるごとバナナ、豆大福など。平均6.4%

背景には、4月からの輸入小麦の政府売渡価格引き上げと、中東情勢の悪化による包装資材費の高騰があります。Pasco(敷島製パン)など他社も同時期に改定するため、7月1日を境にスーパーのパン売り場全体で価格が上がります。

カップ麺(即席麺大手3社)

即席麺の大手5社のうち、東洋水産・サンヨー食品・エースコックの3社が7月1日に一斉に改定します。これで日清食品(4月実施済み)、明星食品(6月実施済み)と合わせ、上半期から続く即席麺大手の改定がほぼ出揃います。

  • 東洋水産(マルちゃん):即席カップ麺・即席ワンタンなど約120品を4〜11%値上げ。「赤いきつね」「緑のたぬき」などが対象。
  • サンヨー食品:「サッポロ一番カップスター」など即席カップ麺を7月1日出荷分から改定。
  • エースコック:「スーパーカップ1.5倍シリーズ」「ミニわかめラーメン」「ワンタンメンどんぶり」など約30品を8〜11%値上げ。

袋麺については据え置きになる商品もあるため、カップ麺から袋麺へ切り替えるだけでも1食あたりの食費を抑えられます。

ハム・ソーセージ(伊藤ハム米久)

伊藤ハム米久ホールディングスは、家庭用・業務用合わせて約220品を7月1日から約5〜30%値上げします。値上げ幅が最大30%と広いため、商品によっては体感しやすい改定です。

背景は3つ。スペイン産豚肉の輸入停止(アフリカ豚熱の影響)、中東情勢悪化による包装資材費の高騰、物流費と人件費の上昇です。お弁当・サラダ・朝食に欠かせないハム・ソーセージが対象で、家計への影響は広く及びます。

本格焼酎(霧島酒造)

「黒霧島」で知られる霧島酒造が、7月1日出荷分から芋・米製の本格焼酎14銘柄49品を値上げします。値上げ幅は全体で7〜13%、主力の黒霧島は約8%です。麦製品は対象外です。

原料となるサツマイモ・コメの調達コスト上昇、包装資材・燃料・物流・人件費の高騰が要因です。

日用品(ユニ・チャーム)

ユニ・チャームが、紙おむつ・生理用品・ペット用品など主力商品を7月以降順次5%前後値上げします。中東情勢の悪化に伴うナフサ(プラスチック原料)の調達難が背景です。子育て世帯や毎月使う日用品が対象になるため、家計への影響は地味ながら継続的です。

サービス(Nintendo Switch Online、Microsoft 365)

Nintendo Switch Onlineは7月1日から個人プランが306円→400円、12か月プランが2,400円→3,000円、ファミリー12か月プランが4,500円→5,800円に。約30%という大幅な値上げです。

Microsoft 365(法人向け)もBusiness Basicが899円→1,049円など、約+8〜17%の値上げ。AI機能やセキュリティ機能の拡充に伴う改定です。Business Premiumは据え置きです。


まとめ

2026年7月は、毎日の食卓に並ぶパン・カップ麺・ハムが一斉に値上がりする月です。サブスクや地方鉄道の運賃にも改定が及び、生活のあらゆる場面で値上げが重なります。一方で、電気・ガス代は政府の補助で下がる方向にあり、3か月で約5,000円の負担軽減が見込まれます。

「また値上がりか」と感じながらも家計予算を変えていないなら、それは実質的な赤字を放置していることになります。今月の値上げを機に、食費の月次予算を見直してみてください。値上げの全体動向や下半期の見通しは2026年の値上げまとめをご覧ください。


出典: 帝国データバンク「食品主要195社 価格改定動向調査」(2026年6月30日発表)、日本経済新聞、各社公式発表(山崎製パン、東洋水産、エースコック、サンヨー食品、伊藤ハム米久、霧島酒造、ユニ・チャーム、任天堂、マイクロソフト)

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